リゾート会員権の種類

2018年11月12日 15時40分

「共有制」リゾート会員権
現在リゾート会員権の主流になっているのが、このパターンです。
所有権が付いている会員権で、リゾートホテルの土地を含む不動産所有権をオーナー同士で共有する形態になり、
募集口数で割った持ち分の不動産を所有することになります。
それを登記しなければなりません。
 
「合有制」リゾート会員権
リゾートホテルや別荘をリゾートクラブが施設全体を保有します。
リゾートクラブに入会することによって利用する契約形態になり、共有制と似ている部分がありますが、こちらのタイプは持ち分がない共同所有です。
こういったことから「合有制」リゾート会員権を採用しているクラブは限定的になっています。
 
「利用権制」リゾート会員権
「利用権制」リゾート会員権は、施設の所有権を持たないで、利用する権利を購入するシステムとなっています。
権利を購入するだけでリゾートクラブを利用できる契約形態になり、「合有制」リゾート会員権と同じように採用している会員制リゾートクラブは、
限られているのです。
 
「預託金制」リゾート会員権
「預託金制」リゾート会員権は施設の所有権を持たないで、預託金を預けることによって提携している施設を利用できる契約形態になっています。
 
「ポイント制」リゾート会員権
「ポイント制」リゾート会員権は利用する権利をポイントとして購入します。この場合に利用期限が設定していることが大部分です。
そのポイントに応じた回数分を利用施設でお使いいただく契約形態になっています。
「ポイント制」リゾート会員権は法人向けのリゾート会員権で多い契約パターンとなっています。
 
リゾート会員権取扱会社によっては、全てのリゾート会員権を取り扱っているとは限りません。
どのパターンのリゾート会員権の取扱があるかをチェックして契約するようにしましょう。